蛍石とは?

蛍石は鉱物の一種で、主成分はフッ化カルシウム(CaF2)です。
天然に産出する蛍石は、その含まれる不純物によって緑、紫、ピンクなど様々な色合いを持つ美しい鉱物です。【天才の石】と称されパワーストーンとしても人気があります。古くから鉄などの金属精錬用等の溶剤として欠かせない材料です。

蛍石の名の由来

蛍石(和名)は、結晶を加熱すると蛍光を発することに由来します。英名のfluoriteは、この鉱物が溶鉱炉や窯業に溶剤として使われることから、ラテン語の “fluere=流れる” に因み命名されました。
英語でフッ素を意味する fluorine は、フッ素を含む主要な鉱石であるホタル石に因んでつけられました。

蛍石の面白い性質

蛍石は、加熱すると蛍光を発すること以外にも面白い性質があります。

1.八面体に割れる

蛍石のような結晶は、原子や分子が空間的に繰り返しパターンを持って配列しています。蛍石は立方晶系と呼ばれる結晶の形をしています。劈開(特定方向へ割れる性質)が強い鉱物で、蛍石結晶のインゴットを一定方向に割っていくときれいな八面体になります。

2.紫外線を照らすと光る。

天然の蛍石の中には、紫外線に反応して蛍光を発する蛍石があります。蛍光を意味する fluorescense の語源にもなっています。 弊社では、CaF2を主成分とする天然の鉱物より高輝度の蛍光材料を製造しています。